生徒の声(中高生)

K.M.くん (一橋大学合格/19年春)

僕は、中学2年生からこの英語教室に通塾しています。入ったきっかけは、学校が英語に力を入れていることもあり、なかなか授業についていくのが大変だったからです。

授業を受け始めてから少しして、英語は僕の得意科目になりました。先生は授業で、英文法や長文の読み方に関する講義など、一般的な内容のみならず、英単語にまつわる歴史や長文の内容に関する世界史など、幅広い知識を紹介してくださいました。

それらは英語の上達という本来の目的を間接的に支えているように思います。こういった丁寧で濃厚な授業の一つの成果として、僕は大学受験で第一志望だった一橋大学に合格することが出来ました。

各科目の採点内容は公表されないので詳しくは分かりませんが、正直僕は試験本番の英語で間違えたところは無いと思っています。

これらの実りある結果をもたらした一つの大きな要因は、間違いなく先生の授業でした。ありがとうございました!

【保護者からのコメント】
(お母さまよりコメントをいただきました。)

やす先生は思春期・反抗期真っ只中の息子に、寄り添った授業をしてくださいました。親の言うことは素直に聞かなくても、やす先生のアドバイスやご指導はよく聞いていたように思います。

苦手科目の英語が得意科目になっていく過程を通して、息子の自己肯定感が高まっていったことが一番嬉しかったです。また、親や学校以外に「年の離れたお兄さん」のようなやす先生がいることの安心感も大きなものでした。

大学生になっても通塾したいと言っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

【担当講師のコメント】

K.M.くんは中高一貫の有名進学校に通っていました。彼は中学に進学してはじめて学科としての英語に触れましたが、本人はアルファベットから始めているのに対し周りはすでに中級以上の実力を持つ帰国生ばかりで、さらに学校もこの帰国生の子たちの実力を基準にしたカリキュラムを組んでいたことから、入学後しばらくは英語の授業でだいぶ苦しんでいたようです。

Quoに入会したころの実力はほぼ初級(CEFRではA2)と判断しました。「詰め込み」ではなく「慣れ」、「目」よりも「耳」を重視し、入会してからは一貫して音の練習をカリキュラムの中心に据えました。そうでないと英語が単なる暗号解読となってしまいます。大学入試は暗号解読で十分なのかもしれませんが、それでは生きた言語としては使い物になりません。基礎の段階ではリスニング、およびコーチング付きの音読や暗唱をたくさん行いました。音声がついていない長文の場合は私がまず読み上げて聴かせ、話の内容を理解しているか英語や日本語で確かめたのちに原稿を読み、細かい語句や表現を覚えていきました。このころは中学課程の内容のやりなおしにに注力しました。また「大学受験の直前まで単語本の暗記は禁止!」としました。

高校1年になると音声のトレーニングをさらに増やし、英文の構造を理屈よりも身体で覚えてもらいました。このころ文法に関しては、本人から質問があったときと、取り組んでいる文章を理解していないように思えるときにのみ解説するに留めましたが、それでも説明するときは本人が納得するまで徹底的におこないました。説明はおもに日本語でおこない、用語は日本語と英語の両方を使いました。

1年の秋には聴く・読む・書く・話すの4技能とも中上級(CEFR B2)に達し、ときには上級の教材にも取り組むようになりました。2学期の終りには当時退任直前のオバマ大統領の論文を一緒に読みました。そこではオバマ氏独特の複雑でアクの強い文章を、その政治経済的な背景も含めて完全に読み切ることに成功しました。当時あの文章をあれほど徹底的に読み込んだ高校生は全国でもほとんどいないのではないかと思います。大学受験の準備までに十分な余裕のある時期にこうして時間をかけて知的な背伸びをさせたことは後々の実力向上に大いに役立ちました。またこの前後から本人は洋楽に夢中で、レッスンではしばしば最新の曲やその歌詞の話題で雑談をしました。

2年からは一般の新聞、雑誌、テレビ・ラジオ番組を直接読んだり観たり聴いたりを繰り返しました。これらはみな英語圏の知識階級の読者や視聴者を対象にしたもので、学習者に向けて加工されていない生の英語でした。ここでも音声の練習は必ずおこない、英語独特の音の感覚を身に着けてもらいました。ところどころで英語によるディベートもおこないました。英作文の添削もして、作文のさいのコツを身に着けるための特別な課題をこなしてもらうこともありました。2年の3学期には腕試しとして最難関大学の過去の入試問題に挑戦させてみたところ、既にどの大学を受験しても良いほどの優秀な成績でした。

一橋大はさすが実学を重視する大学らしく、英米のニュースサイトや雑誌から長文を選んできて、受験生の論理的な思考力をしっかりと試すたいへん良質な難問を作ります。このことを踏まえて、3年(正確には2年の3学期の終わりごろ)になると入試問題と内容の面で同傾向でありながらより複雑な言い回し、概念、論理の流れを含む長文を選び、一緒に読み合わせをする練習をしていきました。それまでの数年間の基礎練習で培った実力をベースにおこなったこの「高地トレーニング」では理解力とスピードが飛躍的に向上しました。運動部に所属して忙しかったにもかかわらず、よく頑張ってくれました。

秋になってはじめた過去問の徹底研究では出題者の意図を見抜く程にまでしっかりと取り組みました。この結果、本人は正しい考え方をしつつ素早く正答を導くことができるようになりました。この時期でも、音声資料のない文章では本人が音読するか私が読み上げて聴かせるかのどちらかを必ず実践しました。

ところがひとつだけ懸念がありました。それまで受験よりも総合的な語学力養成を目指していたこともあり、模試等ではケアレスミスや与えられた問題の早とちりが散見されたのです。変な言い方ですが模試等を舐めてかかってしまい、とくに長文読解と英作文では問題文をちゃんと気をつけて読んでいれば簡単に正答を導けたところを落とすというケースが目立ちました。この子なら間違えるはずがないという問題でトンチンカンな答え方をしていたのです。

レッスンでおさらいした際に確認すると問題文を読まずさっさと答えを書いて後はのんびりしていることが判明しました。大学受験は他の科目とあわせて総合点での競争ですからそれではいけません。このため受験テクニックの練習として問題を解く際に「意識を置くべき」箇所を確認するセッションをおこないました。二次試験のさいこの悪い癖が出ないかと心配していましたが、見事合格してくれました。

担当の講師として、本人が第一志望の大学にストレートで合格してくれてたいへん嬉しく思います。Quoのレッスンを信じて何年にもわたり大事なご子息を託してくださったご両親に深く感謝いたします。Quoは予備校ではありませんから英語のみのお手伝いでしたが、レッスンを通じて身に着けた語学的実力と論理的思考力は今後に役立ててほしいと願っています。彼の将来が楽しみです。

なお大学入学後も引き続きQuoに通っており、現在は主にスモールトーク(雑談)やディベート、ニュース英語の聴き取り、アカデミックな英語の読み書き、といったプログラムを楽しんでいます。(やす)

 
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