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生徒の声(一般)
入学して以来の数年間で最も大きく変わったことは、英語への苦手意識が改善されたことです。それまで、私の中での英語は、座って先生の話を聞き、教科書を丸暗記してカタカナ発音するだけのつまらない科目でした。ですが、入学以降その概念は覆されることになりました。アクティブに体を動かしながら話す英語や、欧米文化に触れながら見聞きする英語は、私がそれまで教室で知ったそれとは全くの別物でした。体験と一緒に英語を学ぶ、という非常に記憶に残る英語学習で、めきめき私の英語力は向上したように思います。当教室の魅力は、やはりなんと言っても幅広い学習カリキュラムにあると思います。個人指導だからこそ可能になる、自由で突拍子も無い授業内容に驚かされながらも、楽しみながら英語を学ぶことができました。こういった楽しさは、決して教室で頭をウンウン捻らせながら英語を学ぶことでは感じることのできない感情ではないかと思います。このように楽しく学ぶカリキュラムのおかげもあり、私は高校生の頃に英検準一級の取得や、全国英作文コンクールでの受賞、学外英語ディベート大会で優勝することなどを経験致しました。また、英語が自分の武器になったこともあり、大学受験では一橋大学という自身の第一志望校に合格することが叶いました。
それ以降では、体育会部活動に所属した私の多忙なスケジュールに合わせる形で、カリキュラムや毎週の授業内容を臨機応変に変えてくださいました。その結果、忙しさの中でも自身の英語のレベルを維持することができたように思います。また、就職活動が差し迫った際にはTOIECやTOEFL、IELTS の教材を複合的に用いることで、ビジネス英語力の向上といった点にも手を差し伸べてくださいました。結果、私は今春より日系大手バンクの資産運用部門に配属され、将来的には海外に配属される可能性が大きくなっております。
このような自分の現状は、中学二年生の段階では夢にも見なかった状況であり、先生の授業がなくては見ることのできなかった景色です。自分の社会人としての人生はまだまだ始まったばかりではございますが、英語に留まらず困難な事態は、何事も自由に楽しく学びの機会とすることで乗り切って行こうと考えるようになりました。本当に感謝しております。ありがとうございました。
【担当講師のコメント】
K.M.さんは「生徒の声(中高生)」のページで紹介しているK.M.くんのことです。2023年春に無事大学を卒業しました。このため頂いたコメントはこちらの生徒の声(一般)のページに掲載し、いまや立派な社会人となった彼への敬意を込めて「さん」の敬称に変えました。
K.M.さんは入会から8年半にわたりレッスンを一度も無駄にすることなく通いつづけてくれました。中学から高校にかけては運動部で活躍しながら難関大学への受験に成功し、大学では体育会で重責のある役職を務めつつ就職活動に臨み、最終的に本人にとって理想の形で学生生活を締めくくることができました。
大学に入学するまでについては4年前に生徒の声(中高生)のページで紹介したとおりです。その後はコミュニケーションの実力、とくに理解や表現のスピードを向上する練習を優先しました。高度な語句や込み入った言い回しに当たると多少勢いが落ちる場面があるものの、本人が慣れている範囲であればネイティブスピーカーと変わらない速さや自然な態度でやり取りすることができます。以前から国際金融の世界に興味があった彼はこの春大手金融機関に入社しましたが、お仕事での英語についてもその独特の表現にすぐになじんでいけるはずです。将来の活躍が楽しみです!
(やす)
H.K.さん(総合英語/ビジネス英語/英会話)
社会人になってしばらく経って英語から遠ざかっていた頃に公用語が英語の企業で働くことになりました。最初の2年ほどは独学で時折勉強していましたが、独学だとこのやり方でいいのか?という不安や、拘束力がないため休みがちになる嫌いもあり、仕事で英語を使っているのにもかかわらずあまり英語がうまくならず限界を感じていました。特にリスニング力が低く、海外とのオンラインミーティングでのやりとりが苦痛で仕方ありませんでした。
通いやすそうな場所でマンツーマンレッスンを探してみたところQuoを発見し、問い合わせたところ説明が大変わかりやすかったのでマンツーマンでレッスンを受けてみることにしました。
最初は正直なところ、リスニング力をあげたいという目的に対して日本人の先生との授業は効果があるのだろうか?と少し疑問に思っていました。しかし今思えばその疑問は不要でした。同じ日本人としての聞き方の癖や理解の仕方をわかっているやす先生の方が的確なアドバイスとリスニング力の向上につながる勉強法を教えてくれたので、Quoを選んで良かったです。英語圏で生まれ育った友人にリスニングの伸ばし方を聞くと、とりあえずたくさん聞いて真似すればよいというような返答がありがちです。確かにそれは勉強の一方法として有効だとは思いますが、非ネイティブの場合、そもそも聞き取れない音を聴き続けても突然聞いて意味が理解できるようになるといった奇跡は起きません。やす先生のレッスンでは、どうしてそう聞こえるのか?といったことや日本人にはこう聞こえてしまうといった傾向を同じ日本人の視点で説明してもらえてリスニング力の伸ばし方を教えていただく上で大変有意義でした。それと同時に一見リスニング力と関係なさそうで自分ではやらなかったであろうトレーニングなども色々コーチしていただき、リスニングへの抵抗が減って聞き取り能力は以前と比べて向上しました。また、海外ニュースの記事などで英語の文法構造を理解できないことがありましたが、そういったときに日本語で説明していただけるのも大変わかりやすかったです。
Quoに入った当時は仕事で使うので多少英語力をあげたいな位の気持ちでしたが、やす先生のバラエティに富んだレッスンでだんだん英語自体が面白くなりました。今では、学生時代から興味はあったものの自分の英語力では無理なので夢を見ることさえしなかった通訳を目指したいと思えるようになりました。通訳を目指す上ではスタート地点に立ったばかりですが、スタート地点に立てる道のりを知らない間に地道に歩いてくることができたのは、Quoに通い続けてやす先生にご指導いただいたおかげです。ありがとうございました。
【担当講師のコメント】
H.K.さんは外資系企業にお勤めの方で、職場でも日常的に英語で会話をしておられます。2018年の2月より中上級コースからはじめて、先月上級コースを修了されました。体験レッスンからご入会後数回のレッスンで実力を観察したところ、総合的には中級の上のほう、中上級にようやく差し掛かるあたりと判断しました。ご本人のコメントにあるように、当初はリスニングに強い苦手意識がありました。中級程度の平易な語句を使った短時間の発言や会話であれば細かい内容まで正確に捉えることができたのですが、長く聴いていると注意が散漫になり話の流れを見失ってしまうようでした。
原因のひとつは、それまでほとんど教材のみで学習していたことだと思われます。この場合長時間のリスニングを練習する機会はほとんどありません。トラックひとつが数分程度のオーディオ教材は何度も聴き返すことができるため、主旨や文脈を捉えることよりも単語を聴き逃さないことに注意が向いてしまいがちです。後者の姿勢では集中力を浪費するため、長い時間にわたって他人の話を聴き取ることがいつまで経ってもできません。そこでH.K.さんには普段からなるべく実際に生きた英語の音声を聴くことの重要性を強調してご説明しました。多読ならぬ多聴です。H.K.さんのようなある程度の実力がある方が多聴をする場合は、ネットラジオや動画サイトの番組を聴いたり観たりすることを第一にお勧めしています。映画やドラマの視聴も決してダメというわけではないのですが、そこで聞こえてくるのはセリフばかりで自然な会話とは異なるものですから注意が必要です。
意味の取りかたについても問題がありました。中級で伸び悩む人には単語を意味上の単位として扱う癖が強く残っています。頭の良い方はこの「単語どり」のままでもある程度は聴き取ってしまいますが、それでも限界はあります。日本語でもそうであるように、英語でも単語を単位として聴いたり話したりすることはほとんどありません。実際のところは使いまわしをしている定型のフレーズやその組み合わせを意味のかたまりとしています。このためH.K.さんには、頻繁に出くわすかたまりからひとつひとつ意味や音声で捉えていくトレーニングを提供し、語彙の積み直しをしていただきました。
独学の場合は現実の英語の音と「自分の心の中にある辞書」の音とがどうしてもズレます。「心の中にある辞書」をメンタル・レキシコンといいます。知っている単語だけで構成された文章なのに聴き取ることができない場合、音声や意味の取りかたのズレが許容範囲を超えていると考えられます。まず我流の訛った音で覚えてしまうと、学習者本人はそのズレになかなか気づきません。こうなると独学ではそれ以上の上達は困難になります。ある程度の期間がかかることを覚悟して、その間は結果を焦らず、英語話者にサポートしてもらいつつ間違って覚えてしまった音を許容範囲内に収まるように修正していくしかありません。発音を覚える目的でオーディオ教材を使うときは、まずはよく聴いて音声上の様々な要素(phonemes, sentence stress, linking, silent letters, rhythm, modulation, etc.)を確認してから発音に進みます。音の確認の段階から講師に手伝ってもらうと学習の効率が上がります。じっさいH.K.さんとのレッスンでも、このズレの修正のためのトレーニングをたくさんおこないました。
H.K.さんの場合、当初は冠詞や数などの文法上のスキーマ(心の中にある枠組み)や語句の知識が不十分だったことで、簡単な言い回しを聴き取れなかったり、間違って解釈している箇所が散見されました。語句の知識は先述のような正しい練習を続けていれば自然についてきますが、文法のために割り切った練習としてラジオの2分間ニュース番組の書き取りをお勧めしました。ニュース番組の英語は学習者向けに加工された英語ではないにもかかわらず整理された文で成り立っていて、語句が平易なうえ言い回しがパターン化され何度も繰り返し出てくるため、中上級から上級の学習者にとっては最適な教材のひとつになります。ご自身が書いてきてくださった時には録音と原稿を確認して、細かい間違いまで見逃さずにチェックしてあげました。H.K.さんはこの書き取りの練習を続けていくにつれて、いちいち考えたりせずに正確な文法で認識できる範囲が広がってきました。
ご自身が課題としていたリスニングでは、上記のようなさまざまな練習をしました。生きた人間が使う言語の本質は文字ではなく音声ですから、とくに入門~中上級のうちは基礎がためと考え、リスニングを軸に据えて練習することが大切です。「やす」が担任する生徒の皆さんには基礎的な発音練習をたくさんおこなっていただきます。そのうち多くはスピーキングではなくリスニングの上達が目的です。発音練習を通じて綺麗な発音で話せるようになるのは「おまけ」です。
リスニングができるようになるにつれて、スピーキング、リーディング、ライティングも効率よく上達します。語学では自分の意見があまりない受け身の姿勢の人がいくら練習しても中級を超えることはありませんが、意味のかたまりごとの音声を意識して基礎練習を積んでいると集中力に余裕が出てきて、聴きながら常に先を予測する積極的な聴きかたができるようになります。積極的な聴きかたをしていると、相手の言っていることがより良く理解できるようになると同時に聴きながら自然に自分の意見を持つようになります。ここでようやく英語を使ったコミュニケーションの力がついてきます。わたしたちが母国語の日本語では自然にやっていることと同じことが、英語でもできるようになるわけです。
H.K.さんは上級コースを始めて2か月後の2019年秋に英検1級に初めて合格しました。上級コースではスピーキングをより重視した内容へとシフトしていきました。テキストブックなどの教材にあるリスニングやリーディングのエクササイズでは、単に問題を解くのではなくそれぞれの話題を使った会話練習(retelling, small talk, debate, short speech, etc.)を必ずおこないました。解釈では予測→確認の繰り返しをすること、表現では常に何かしら自分の意見を持つことを強調しました。コースの修了間際には仕上げとしてとある主題でTEDのような形式のプレゼンをしていただきました。5分以上という条件を課しましたが、実際はご自身が作った資料を使いつつ10分を超えてお話くださいました。
H.K.さんにはこれまでおこなった様々な練習を通じて自信を深めていただきました。リスニングの実力はだいぶついてきましたから、他の技能も充実して練習できるようになったと思います。現在のお仕事を続ける傍ら職業通訳者になることを目指すおつもりですが、H.N.さんならきっと実現できると思います。「中級の壁」を超えられず悩んでおられたご入会当初からこのたびの上級コースの修了まで、Quoでできることはだいたいやり尽くした感があります。講師の私にとっても充実した楽しい4年間でした。
(やす)
C.M.さん(総合英語/英会話)
国内旅行中、宿泊先で海外からの観光客の方々とお話する機会があった際、日本の文化や観光地についての質問に上手く答えられない事がとても残念に感じて、レッスンをはじめる事にしました。
私は小中学生の頃に、英国で語学を学んだ先生からレッスンを受けた事があり、初めての海外旅行が英国だったことも、こちらのお教室を選んだ大きな理由でした。やす先生は知識の幅が広く、英国の歴史や文化にもお詳しいので、地域や階級での発音の違いを教えてくださったり、歌や物語も取り入れてくださったりだったので、より興味が湧いていつもとても楽しいレッスンになりました。
私がレッスンの中で、1番感謝しているのは、ネイティヴの発音について細かく丁寧に教えて頂いた事です。レッスンを受ける前は、聞き取りが出来ず、全く別の単語に聞こえてしまったりでしたが、レッスンを重ねるうちに聞き取れるようになりました。映画や海外ドラマを見ていてわかる部分が増えていくのが、とても嬉しくて度々感動しています。自分の発音も良くなって、英語の歌も上手く歌えるようになりました。日々のちょっとした瞬間に、嬉しい!を感じる事はとっても幸せです。まだチャンスがないのですが、海外の方々とお話する事を楽しみにしています。レッスンを受けてキラキラとワクワクが日々に増えました。
地方への転勤で退会する事になってしまいましたが、優しく楽しく、たまには厳しく教えて頂いた英語との触れ合い方は、私の中に擦り込まれています。これからも頭の中で英語を巡らせながら過ごして行こうと思っています。
【担当講師のコメント】
C.M.さんは2019年の2月にQuoにご入会されました。もともと語彙力はあったため、テキストブックは知識やスキルの確認に使うにとどめ、レッスンでは主に「話す力」と「聴く力」をつけていただくことにしました。
ご本人はそのうち特に「聴く力」を鍛えることに大変熱心でした。将来はイギリスの映画やテレビ番組を日本語字幕なしで楽しめるようになりたいというご希望をお持ちで、発音に強いご興味がありました。ジャンルについては、特にラブコメ(英語ではromantic comedyといいます)とお菓子作りのリアリティ番組(英語ではreality television)がお好きでした。レッスンではしばしば各作品の話題で楽しいお時間となりました。
表現力をつけるため書く練習もしました。書いているうちに決まった表現は考えずに使えるようになります。この練習にも大変熱心で、レッスンごとに日記調の随筆とアニメのセリフやあらすじを交互に書いてきてくださいました。毎回の席ではそれらを読み上げていただき、私「やす」が口頭で添削しました。口頭での添削によって聴き取りの力もつきました。アニメをよくご覧になっていたことで、基本表現の扱いにはかなり慣れたようです。よく出くわす表現はかたまりのまま瞬時に言えるようになってきました。
ご退会の直前は中級コースを受講しておられました。新型コロナウイルス感染症の影響でかえってお仕事が忙しくなったため、テキストブックは無理のないようゆっくりとしたペースで進みましたが、毎回のレッスンはテキストブックに沿った内容にすることにこだわらず、様々な練習やお話をしました。
遠方へのご転勤が決まりコースの途中でのご退会となってしまいましたが、当初からの英語への情熱は変わっていませんので、お引越し先でも引き続き英語の学習を続けていただければ、そう遠くない将来イギリスの映画やテレビ番組を字幕なしで自由に楽しめるようになるでしょう。
(やす)
K.M.さん(総合英語/英会話)
約2年間お世話になりました。あまり崇高な動機で始めたわけではなく、「海外に1人で行っても動揺したくない」とか「会社で一緒に働く外国人スタッフと話してみたい」などの思いで始めました。聞き取ることの重要さをとにかく指導していただいたことが特に印象に残っています。そうすれば発音するときも自分で音を確認できるようになるから、と。
おかげで単身海外に行ってもなんとかすることができるようになり自信がつきましたし、外国人の同僚とのコミュニケーションも以前より深く取れるようになってきました。
仕事の合間を見つけて練習と宿題をやる、このことだけでも大変な時期がありましたが、きちんと準備をして行った日に教室で褒められると素直に嬉しかったです。年齢が上がると褒められる機会も減るのでそれだけでもハリのある日々でした。
引越しをすることになり離れることになりましたが、基礎の部分を後押ししてもらったので、次の場所でも時間を作って少しずつ磨いていこうと思います。
【担当講師のコメント】
K.M.さんは主に劇場公開作品を手掛けるベテランのアニメーターです。時期によっては寝る間もないほど忙しいことがありましたが、レッスンには休むことなく通ってくださいました。ちなみに上のイラストはご本人の自画像です。作品の宣伝資料を色々持ってきて教室のテーブルに置いてくださることがあり、それらはほかの生徒のみなさんの間でも大人気でした。
好奇心が強く知識欲が旺盛なK.M.さんは、リスニングやリーディングでは教えたポイントと方法を守ってたくさんトレーニングしてくださり、レッスンの席では積極的に話すほか英文でのエッセイまで書いてきてくださいました。いつも楽しそうにレッスンを受ける様子が印象的な、たいへん優秀な生徒さんでした。
ところで、一般的に英会話で伸び悩む人に共通しているのは次の2つの不足です。ひとつはリスニングとリーディングのさいの解釈のスピードが絶対的に不足していることです。英会話は、リスニングやリーディングのスピードに引っ張られて伸びます。もうひとつは、スピーキングやライティングの場面での積極性の不足です。自分から話題を振ったり表現したりするのが苦手な人は、自分から話せる人と比べて、英会話の上達に何倍もの期間がかかります。
前者はインプットのスピードの不足、後者はアウトプットの心構えの不足とも言えます。入会当初のK.M.さんもこれらの2つが不足していました。ところが一旦この問題を理解してからのK.M.さんは、驚くほどのペースで上達していきました。
心構えの面でとくに印象的だったのは「仕事の場で外国人を相手にこういうときには英語でどう言ったらよいか?」という質問を頻繁にいただいたことです。クリエイティブなお仕事での会話では、感覚的な内容を正確にかつ簡潔に伝えるスキルを求められますが、文化的背景が大きく異なる外国人を相手にした場合これは本当に大変なことです。適切な表現を探すお手伝いをするにはアニメの制作過程に関する基礎知識も必要となりますが、これはK.M.さんご本人が丁寧に教えてくださり、講師の私にとっても充実したカリキュラムとなりました。覚えた言い方をどんどん使ってやろうという「攻めの姿勢」が素晴らしい生徒さんでした。
(やす)
S.S.さん(総合英語/英会話)
私がどれくらい英語ができなかったかといえば、「1月」や「2月」を英語で何と言うか知らなかったり、英単語をローマ字読みしてしまう…というレベルでした(本当です)。やす先生はまずアルファベットの発音や、英語とはいかなる言語なのか、という基本的な所から丁寧に教えてくださりました。
レッスンでは毎回、「フリーテーマで英作文を書き、次のレッスンで発表する」という宿題が課され、正直最初は難しい…!と思っていました。私は半ばやぶれかぶれに、趣味を全開にした内容=日本各地の珍スポットを探訪した話をしていました。不思議なことに、やす先生にはどんなにマイナーな場所の話をしてもそれを理解し、的確な添削をくださるので、その博覧強記さに驚かされました。特に、北関東のB級グルメについては大いに盛り上がりました。
先生は生徒さん一人一人の特性や習得段階に合わせてレッスンをカスタマイズされておられます。おそらく、大人になって英語の達人に(良心的な価格で)ここまで自分のすぐそばまで降りてきて指導をしてもらえる機会には、なかなか巡りあえないと思います。
現在は転居し東中野には通えなくなってしまったのですが、こちらで教わった英会話の鉄則を忘れず、今後も練習を継続してゆくつもりです。
【担当講師のコメント】
当初S.S.さんは趣味の海外旅行で困らない程度の英語を覚えたいとのご希望でした。ところがカリキュラムが進むにつれてどんどん自信がつき、旅行会話レベルを超えて外国人と物おじせずにコミュニケーションが取れるようになりたいと仰ってくださるようになりました。このようなご心境の変化は講師として嬉しい限りです。また、国内外の旅行という共通した趣味があったことで毎回のレッスンはたいへん盛り上がりました。
S.S.さんは入門コースからスタートしましたが、3年半後の退会時には英検でいえば準1級に挑戦しても良いほどになりました。中学1年のレベルから大学生並みへと一気に伸びたことになります。
毎回の英作文の添削セッションでは実際の添削に入る前に、ノートに書いたものとほぼ同じ内容を、原稿を見ずにスピーチしてくださいました。これは私が指示したのではなく、ご本人が自主的に続けてくださったことでした。そこからそのままフリートークのセッションに入り、1時間のレッスンがフリートークだけで終わることもありました。興味のあることはいくらでも話せるものです。そのおかげで豊かな表現力がつきました。
残念ながら遠方に転居することとなり2020年の3月に退会されましたが、これからも時おりオンラインで趣味の情報交換をしながら、英語力の向上をサポートできたらと思っています。
(やす)
C.M.さん(総合英語/主にビジネスや時事英語の分野)
そんなときに自宅からすぐ近くのQuoを発見して、体験レッスンに伺いました。これまでネイティブの先生に習ったことはありましたが、楽しく話す練習にはなっても、なぜ中学校レベルの単語しか使われていないのに、生の会話やニュースになると聞き取れないのか、どうしたら聞き取れるようになるのかをきちんと説明してトレーニングしてくれたのは、やす先生だけでした。
会話に重ねて発音するオーバーラッピングは初めは全くついていけませんでしたが、練習するうちにだんだんできるようになりました。音声の後、同じ英語を繰り返すリピーティングは本当に今でもできなくて辛いのですが、くじけずに練習すると、同じような場面に出くわしたときにすらすらと言葉が出るようになりました。
ニュース英語を通じて、世界の政治経済や歴史、文化など私の興味に合わせて様々な話題を提供していただきました。もっと早くやす先生に習いたかった!
教えていただいたことを参考に、ネットや映画などいろんな媒体を使って、レッスンだけでなく、日々、たくさんの英語に触れていきたいと思います。今は英語を使う業務ではないので、モチベーションアップにTOEICなどの資格試験も受験したいと思います。
【担当講師のコメント】
すでに英語を使って第一線のお仕事をされている方や、TOEICや英検で好成績を取っている方でも実際の英会話の場面で思ったようなやり取りができず困ることが多いようです。英会話が難しいと感じるとき学習者の大半はスピーキング能力が未熟だからと考えがちですが、じつはそうではなく、リスニング能力が不足しているためです。ご入会されたC.M.さんもそのお一人でした。
一般に日本人にとって英会話というと旅行でもビジネスでも「自分の用件を相手に投げて、いくつかの決まったパターンの答えのひとつが返ってくることを期待する」というイメージのようです。ところがじっさいの会話はそのような型にはまっていません。日常おこなわれる会話とはもっと不規則なもので、さらに「相手が言っていることをパッと瞬時に理解してから自分の思ったことを返す」ものです。
TOEICや英検の会話は遅すぎるので、認識のスピードがそのレベルで留まっていては旅行でもビジネスでもほぼ使えません。快適に会話するためには認識のスピードをずっと高める必要があります。
Quoでは初心者であっても上級者であってもこのことを念頭にそれぞれのレベルのカリキュラムを組んでいます。とくに「やす」のレッスンでは学習者向けの英語で基礎的な要素を確認することと、英語圏の生きた英語をしっかりと聴くことの両方を実施しています。
このうち前者の練習のひとつに、ご自身がコメントのなかで言及された発音のトレーニングがあります。これはリスニングのための補助練習として実施しています。スピーキングでは皆が英国貴族やハリウッド俳優のように話す必要はなく、日本人なら日本人なりの訛りや文の崩れがあって良いのです。訛っていても相手が聞き取れるレベルならそれで良いし、文のかたちが崩れても言い直せば良いのです。このためレッスンの席でのフリートークのセッションでは、正確な発音や整理された文を作ることは重要視しません。ただし繰り返し発音するトレーニングでは、ネイティブスピーカーの真似をする気になればできるというところまで繰り返し発音をします。こうすると聴き取りがどんどん上達するからです。
そのうえ、発音のトレーニングを続ければ、訛りが少しずつ取れて自然にネイティブの発音に近づいてくる、という二次的な効果もあります。自然に発音が良くなってくるのです。
ニュースを聴くトレーニングは後者の練習のうちのひとつです。学習者用に加工されたものではない、生の英語のニュースですから当然これにはtranscript(書き起こし)が提供されていないうえ、レッスン当日のニュースのため一切の予習ができません。また、スピードも語彙も英検1級をはるかに超えてきます。これらをどのように進めたのかはここでは書きませんが、ご本人にも実感いただけるほど確実な効果がありました。これをはじめたのは2018年の6月です。当初は数週間に1回のペースでおこないました。最近はご本人が慣れてきて聴き取りのセッションが短時間で済むようになってきたこともあり、ほぼ毎回のレッスンで実施しました。
ビジネス英語を上達させるにはビジネスにとどまらず幅広い英語に触れることが大事です。そして新しい知識やテクニックを音声をつかって「耳で仕入れる」ことができるようになると、書いたものを「目で仕入れ」ているときよりも何倍も速く上達します。リスニングが上達すればスピーキングもそれに引っ張られて上達します。その逆はありません。C.M.さんも耳から仕入れることができるようになってきたため、英語でさまざまなコンテンツを楽しむ余裕が出てきたようです。(やす)
K.K.さん (試験対策)
英会話を習おうと思ったきっかけは、息子のインターナショナルスクール幼稚園受験の面接で必要だったからです。
子どもがプレスクールに行っている間にマンツーマンで通えるところを探していました。
大学卒業以来、英語を使う機会がないので勉強していないのと、幼稚園面接のための英会話、、、
いったい何をどうやって学べばいいのかわからず、何箇所か英会話教室の体験をしたのですが、
どこも幼稚園受験のための英会話に対応されておらず、そんな中、近所のQuo英語教室に出会いました。
やす先生は、毎週いろんなカリキュラムを考えてくださりました。
正直、最初はハードに感じましたが(笑)、回を重ねるに連れて、自分の中にストンと入っていきました。
先生はたくさん使える言い回しの英語を教えてくれましたし。
そして、「どんな変化球が来ても答えられるように」と毎週たくさんの宿題を通して、
英語だけではなく、教育・子育て・親として・子どもの性格などについてよく考えさせられました。
レッスン中にもいろんなアドバイスをいただきました。
面接前には、すっかり自信もつき、どんな質問が来ても答えられる状態までになりました。
受験の結果も無事合格!
本当にこれは先生のおかげです!!!
ありがとうございました!!
【宿題について】
上のK.K.さんの文中で宿題のお話がでていました。レッスンでしかできない練習はレッスンの席でおこないますが、自宅でできる練習は宿題として出すことがあります。
宿題の量は生徒ごとに決めています。生徒の要望によっては宿題を出さないこともあります。
K.K.さんの場合は「短期決戦」でしたため、ご本人とよく相談したうえで宿題はしっかりと出しました。レッスンでは毎回の宿題をベースにしてたくさんのスピーキング練習をおこないました。
社会人の生徒は忙しかったり疲れたりして自宅での練習が大変なことがあります。そういった事情を考えて、なるべく無理のないようコースを進めています。
M.H.さん (総合英語)
習い始めた契機は、会社では読み書き中心で英語を聞き取れない・話せなかったので、自分の世界を広げる為です。
他の教室とは違い、テキスト一辺倒ではなく、仕事で使えるフレーズや、契約書で使う単語の意味等も質問でき、有意義に受講できます。
また、英語以外の歴史などの先生の知識の深さにも感動です。
海外経験のある講師は日本語が直接的だったり漢字が苦手な方が比較的多いですが、こちらではとても丁寧な日本語で説明を受けられます。
(M.H.さんは外資系企業の正社員として管理部門のお仕事をされています。)
S.N.さん(ビジネス英語と総合英語)
職業は医師です。海外の学会で発表することが決まり、英語教室を探していたのが1年前でした。
大手の英語教室も見学に行きましたが、いまいち納得できず見つけたのがQuo英語教室でした。Quo英語教室はわからない表現が出た時にも気軽に質問できますし、良心的な値段なのでその分長めの授業時間を選べます。
私は苦手にしていたリスニングを伸ばすためにディクテーションを宿題でやりました。最初はなかなか時間がかかっていましたが、徐々に短時間でできるようになりました。リスニングは以前よりすんなりできるようになった気がしています。
先日、学会発表も無事に終わりましたが、今後の英語学習は続けていこうと思っています。
S.M.さん(総合英語)
英会話を習おうと思い立ったきっかけは、数年ぶりに看護職に復職したことでした。外国人の患者さんも以前と比べると増え、英語での説明を求められることもあり、英会話の必要性を強く感じたのです。
とはいえ、家庭の事情で平均睡眠時間は4時間あるかないか、しかも勤務の後は気が抜けるのか、レッスンの最中でも(個人レッスンにも関わらず、です)眠気に襲われ集中力が保てないこともしょっちゅう・・・
やす先生はかなりお困りになられたと思うのですが(すみません 汗)私の心身の状態を考慮して宿題を加減して下さったり、ゲーム的な要素を取り入れたりと、毎回のレッスンはもちろん、英会話の学習が楽しく続けられるように工夫して下さいました。また海外の興味深いお話も折に触れ聞かせて下さることも楽しみのひとつでした。
現在は主人の転勤に伴い関西へ引っ越したため通うことはできなくなりましたが、今後の学習のアドバイスも頂きました。また、いろいろとアフターケアまでして頂き感謝感謝です。
これからも細々とかもしれませんが、患者さんと英語でお話しできるように勉強を続けていきたいと思っています。また次回(たまに上京した折にはレッスンをお願いしています)お会いした時には少しでも成長した姿をお見せしたいです。
T.I.さん(ビジネス英語)
私は一般企業で人事の責任者をしています。社員の研修を企画する部署でもあるので、昨今の英語を使ったビジネスの広がりに対応した内容も考えなくてはなりません。特に若い社員には学習機会の提供をしていますが、では自分はどうなのかと自問自答すると、読解も会話も初心者レベル…それでは示しがつかない、とは思うものの、なかなか英会話スクールに通おうとは考えていませんでした。そんなとき、Quo英語教室を知ることがあり、地元にあるので通いやすいかなと思い、まずは体験レッスンから始め、今では、毎週通っています。
Quo英語教室の良いところは、先生が固定しているので自分のレベルをよく理解して下さる事と、こちらに必要な使いたい表現を丁寧に教えてくれる事です。また、企業の事情もわかった上のアドバイスはとてもありがたいです。教わった事が仕事中にすぐに使えると何だか英語力が上がった気になり、また教わりたくなるので不思議なものです。
レッスンを受け、自分の強みと弱みが分かったところが現在の収穫です。まだまだ勉強の途中ですが、グループレッスンの仲間と一緒に楽しく続けて行こうと思います。
Y.I.さん(ビジネス英語)
仕事での必要性もありこれまで個人で漠然と勉強していましたが、すぐ怠けてしまい上達しないため、通いやすいこともあり思い切って申し込んでみました。
最初は個人レッスンのつもりでしたが勧められるがままにグループレッスンに参加しました。
グループメンバーとは全く面識がなく、どういった形式になるのか不安でしたが、幸い真面目なグループだったため非常に真剣に取り組めています。
ポール先生がメインで教えてくださり、時々やす先生がサポートしてくれていますが、最初はポール先生の言っていることはほとんどわかりませんでしたが、少しずつ聞き取れるようになってきている気がします。
また、グループのため、他の人と比較した結果として自分の不足点も見えてきて、その点は個人では得られないことだと感じています。
そういった個々の問題点についても相談に乗ってくれるので、自分で勉強していた時より勉強しやすくなりました。
英語の放送などが聞き取れたりすると気分が良く、がんばろうという気持ちになります。
Y.H.さん(総合英語)
仕事で英語を使う機会がどんどん増えてきたので英語を習おうと決心して探していましたが、複数のグループレッスンや強制的なスケジュールに縛られるのが苦手な私に向いた英会話教室が中々なくて、プライベートレッスンだとどこも割高だし・・と悩んでいたところ見つけたのが「Quo」でした。
もともと中央線沿線に住んでいる時期が長く土地勘があり東中野という立地も理想的だったので早速体験コースを受けてみました。小さい教室でしたが完全なプライベートレッスンが気兼ねなくできそうだし、明るくきれいな環境も気に入って受講し始めました。
仕事を抱えながらの私には時間や曜日も合わせてくれるのでかなり嬉しい対応をしていただいています。授業が終わった後にもその日の履修内容や宿題の内容も丁寧な文面でメールを頂き、やる気を落とさず続けられそうです。
海外旅行が趣味なので早速覚えた会話をどんどん積極的に使ってみようと思います。
M.S.さん(総合英語)
長い間英語の勉強から遠ざかっていたので、簡単な挨拶さえもままならない状態で通い始めましたが、先生が発音から丁寧に楽しく教えてくれるので、緊張がほぐれていつのまにかいつも笑顔になります。
通い始める前は、「全く話せない私は、毎回が緊張の連続で、毎回勇気を出して通うんだろうな~」と思っていましたが、通い始めたら(先生がほめ上手なのかな♪)少しずつ上達する自分が嬉しくて、いつもレッスンの時間があっという間。
次のレッスンに行くのが楽しみです。あんなに苦手意識のあった英語なのに、自分でも不思議です。
白い扉に白を基調とした教室も、明るくて気に入ってます。
東中野は、体験レッスンで初めて訪れましたが、JRの駅のホームから見えるくらい駅近なので、レッスンの前や後にわざと遠回りして、キョロキョロと東中野探索するのも今の私の密かな楽しみだったりもします。
A.I.さん(TOEIC対策)
今まで英語や英会話のレッスンには抵抗がありましたが、職場で英語が推奨されるようになりTOEICを受験することになりました。そろそろ本格的に勉強しないと...と思っていた矢先に「Quo」さんに出会いました。
最初の体験レッスンで、「TOEICで良いスコアを取りたい」という希望を伝えたところ、非常に熱心にカリキュラムを組んで下さり指導にあたってくださいました。レッスン後には毎回メールで激励とアドバイスを頂きました。
おかげさまでスコアも自分の予想以上の結果を出すことができ、更に目標のスコアを上げているところです。特に文法が久しぶりで全く覚えていなかった3か月前に比べて、少しずつですが上達していることを実感するようになりました。
やす先生はとても博識な方なので、日常生活からビジネス英語、趣味の話まで幅広くお話しさせて頂いています。仕事につかえる言い回しなども気軽に教えて下さるので実践でも役立っております。